2012年8月5日日曜日

root化ってなんぞや?(1)

Android携帯にアプリを入れようとすると、「×××× for root」なんてアプリがあって、root化されていないと使えない事がたびたびあります。
パッと出てくるだけで、
・アプリのバックアップ
・バッテリーの節約アプリ
・フォントの変更
・メーカー、キャリアがインストールしてくる糞アプリの削除
等々、root化されていないとできません
…で、root化って何よ??

AndroidってのはLinuxの上Dalvikという名のJAVA仮想マシンを動かして、その上でAndroidフレームワークを動かしている訳で、おおもとはLinux。
Androidを影で操るLinuxを知らなければ、この謎は解けません。

LinuxやUnixではOSにユーザを登録するときに権限を与える事ができます。権限を与える事自体、権限が無いとできませんが。。 :-)
そのユーザの中で最大の権限を持っているのがSuperUserである"root"というユーザーです。
rootでloginしているとき、rootユーザは何でもできます。OSが動くための設定を変えたり、大事なファイルを消したり。。。。
その為、Linux,Unixの管理者でも、通常は権限の無い一般ユーザでLoginし、必要な時だけrootになって管理します。

Android携帯も同じです。
携帯の持ち主がSuperUserになれてしまうと、携帯電話の大事なシステムファイルやさまざまなシステムデータが消されてしまうかもしれません。
携帯電話メーカーとしては、そのような携帯電話を保障して、無料修理などしたくはない訳です。
その為、出荷時にはrootユーザとしてアプリを動かせないようにして出荷しています。

ま、大抵のメーカ製Android機は、root化の方法が見つけ出されていて無保証である事を気にしなければrootの恩恵を受けられます。…SHAPE製を除けばね。

という事で、今日の一言。
「カスタマイズしたいならSHAPEは止めとけってwww」

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